徐々に近づく話し声。
私はえみりちゃんにココアを渡し、
180度体の向きを変える。
そこには背の高い良い香りのする
物凄いイケメンが立っていた。
イケメンがにこりと笑って
口をひらく。
私の勘が確かなら.....
「はじめまして。
「神宮寺紗智!!」......そうです。」
そう、名前も大層イケメンだった。
そして、そのイケメンの斜め後ろ、
くろの隣に立つこれまた
綺麗な顔の女の子に目を向け
まるでクイズの答えを
答えるように、
「かやちゃん!」
「当たりです!」
「やったー!
......じゃない!」
「「「「「(いやいや結構のりのりだったから)」」」」」
その場の子達の心の声が
駄々漏れていたけれど
絶対に当たっていて嬉しいなんて
思っていない。


