「きれい…」 月並みだけど それしか 言葉が思い浮かばない。 この切なげな碧い海の色は シャコタン・ブルーと 呼ばれている。 地元なのに そんなことも知らなかったのか と棗は言った。 その言葉から察するに 彼は北海道の人では ないようだ。