瞳の中の碧い海



「ねぇ、
 今の人いつも一緒だけど
 廣田さんの彼氏なの?」


「いや、違うよ。
  幼なじみなの」


いつも同じ質問と
同じ答え。


「ふぅん」


そしていつもと同じ
しらけたムード。


彼女達は食堂でご飯を食べた後
2階にある売店で
アイスを食べようと
盛り上がっていたが


なんとなく私だけ
誘ってはもらえなかった。


仕方なく彼女たちと別れ
健ちゃんの待つ
ゼミ室へ向かう。


ゼミ室には
健ちゃん達3人と
先輩が2人、


そしてあのきれいな人がいた。


私が入ってくるのと
入れ替わりで
先輩2人は部屋を出て行った。