瞳の中の碧い海



入学したてで
まだ馴染んでない私達は

出身校の話や
どこに住んでいるか等の

お互いの基本情報について
話をしていた。


「翼!
 こんなところにいたのか」


健ちゃんに
見つかってしまった。


「うん、同学年の皆に
 混ぜてもらってんの」


そう言うとなぜか
ちょっと呆れた顔をする。


「終わったら
  こっち来いよ」


「え?それは…」


有無を言わせず


健ちゃんは
立ち去ってしまった。