瞳の中の碧い海






青白い稲光が


車内を照らした時


見えてきたものは







血まみれになった
あおいの姿




助手席側から
山肌に激突したらしく


車の左半分は
ぐちゃぐちゃになっている。




「あ、あおい…あおい…」





慌ててあおいを揺すってみる



手のひらに残る
ヌルッとした血の感触






ゴロゴロゴロゴロ……
ドォ――――ン







「うああああああぁぁ!!」