瞳の中の碧い海




早いうちに海外へ
行くべきだったと


後悔していた。


陸路で行ける所まで行こうと


車で山道を
走っていた時だった。



あおいは棗の心配をよそに



隣で楽しそうに
歌を歌っている。



天気は次第に悪化して
横殴りの大雨になった。



視界が悪くて
急いでいるのに
なかなか先を急げないことに
苛立っていた。