瞳の中の碧い海




彼女は気付いていた。



誰からもまともに
相手にされていないことを。



バカだから、頭が足りないから
どうせ分からないだろうと



みんなが酷い事を
していることも。



それでも寂しいから
言いなりになるしか
なかったのだ。



「ナツもいつかいなくなる…

 あおいは
 独りぼっちになっちゃう!
 
 だから赤ちゃんを…
       殺さないで…」