3ヶ月ほど経つと
あおいは新しい環境に
慣れてきたのか
次第に落ち着いていった。
棗の言いつけを素直に守り
毎日いい子にしようと
一生懸命。
そのうち明るく
幸せそうな笑顔を
よく見せるようになり
棗を信頼して
甘えてくるようになった。
変わっていったのは
あおいだけではない。
変化は
棗自身にも起きていた。
毎日があおいの世話で手一杯
悪友と遊び歩くことも
なくなった。
学校は
留年しない程度に
行っていたが
それさえ終われば
残りの時間の全てを
あおいに費やした。
心配で心配で
たまらなかった。
毎日元気で
幸せそうにしてくれると
彼自身も
幸せな気分になっていく。
たくさん抱えていた
キープの女達の
相手をする方が
だんだん面倒に
なってきていた。

