瞳の中の碧い海




悪友たちが彼女を騙し始める。



「あおいちゃん、
  オレらもう友達だよな?」


「ホント!?
 おともだちになって
     くれるの?」


「何言ってんだよ
   もう友達だろ?」


「うん、嬉しいな」


「この後も
 オレらと遊びに行こうか?」


「あおいと遊んでくれるの?」


そのやりとりを
黙って聞いていて


この女正気か?


と棗は思った。



「うん…でもね
 オレ達お金ないんだよね。」


「あおいもお金ないよ?」


「でも
 あおいちゃんは
 仕事してるでしょ?
 オレ達仕事してないからさ」


「そうかぁ」



そうか、じゃねえだろ?


どんだけバカなんだ??