瞳の中の碧い海




「こんにちは
 あおいといいます。
 仲良くしてくださいね?」



悪友が連れてきた
カモの女を見て



棗は少々驚いた。



化粧っ気の無い
あどけない顔


黒目がちなその瞳は
常に潤んでいて


今にも泣き出しそうな
顔で笑う。


細い首や肩が
どうにも頼りなげに見えた。



こいつ…


これで風俗嬢??


大丈夫か?



それがあおいの
第一印象だった。