瞳の中の碧い海



棗がそれを見て
恐怖に顔を引きつらせている。



光に続いて




ドォ――ン




と轟く
いかずちの声
軽く響く振動。





「うあぁぁ……っ」





棗が悲鳴を上げる。


恐怖に目を閉じ
頭を抱える。



雷だ…
彼は雷に反応している。



でもおかしいよ?
雨がイヤとか
雷がキライとか
そういうレベルじゃない。