「カッコイイ上に
緑色のジャガーに
乗ってるの!」
「ジャガー!?
こんな田舎の学校で??」
「そうそう!あー!もう1年
早く入学したかった」
棗の車は
ジャガーというらしい。
あのマークは
猫じゃなかったんだ。
「私は二階堂先輩より
ジャガーの方がいいなぁ…」
「私はジャガーより
絶対二階堂先輩!」
「サークルの先輩に
聞いたんだけど
その2人って入学した時
ここの女子の人気を
二分したらしいよ?」
「廣田さんは知ってた?」
「いや、よく知らない…」
二階堂先輩は健ちゃんのこと
ジャガーは棗のことだ。
健ちゃんって
モテるのは知っていたけど
そんなにモテてたのか…
知らなかった。
その女子の人気を二分した
2人の間をチョロチョロしてる
なんて知れたら
きっと私は友達失くすな…
棗と出会ってから
どんどん嘘が増えていく。

