始めて知ったよ…こんなキモチ


あっという間に、帰る時間になった。

今日から、蘭くんと帰るのか。

あっ!彩ちゃんに言わないと…

「ごめん。今日から蘭くんと帰るから
 一緒に帰れない…」

彩ちゃん、どう思うかな…

ゆっくり顔を見ると、笑って言った。

「彼氏と帰るのは当たり前でしょ!
 私に気を使わないでカップルで帰りな」


笑顔で言うから、複雑になった…

本当に、祝福してくれてる…クルシイ…

彩ちゃんを騙してると思うとクルシイよ…



「ありがとう…ごめんね…」


「いいよ!別に。」って言って教室から出て行った。


それを、見守るしか出来ないで居ると

後ろから肩を叩かれた。

振り向いたら、蘭くんが立っていた。



「楓!一緒に帰るぞ!」