でも、そんな俺なんか気に止めず 母さんは話し出した。 《浩多、母親side》 「あの日、浩多とお母さん達が事故に会った日。 お父さんは即死で、お母さんは、重体で危険な状況だったらしい。 事故からしばらく目を覚まさなかったんだって。 しばらくして目が覚めると、浩多はそこには居なくて、不安になった私はお医者さんに聞いたの。 「浩多は、浩多はどこに?」って。 そしたら、 「浩多くんは軽傷で済んでいたので、他の病室に移しました。」って。 ねぇ、なんで浩多が軽傷だったか分かる?