ドンドンッ



?「麗葉姫様!朝ですよ!起きてください!麗葉姫様!」



1人のメイドが部屋のドアを叩く。



?「う…ん…後5分…」



寝返りをしながら『麗葉』と呼ばれる姫は言った。



?「もう…失礼します!」



バンッ!



メイドは部屋のドアを思い切り開け、姫のベットまで行く。



?「麗葉姫様!起きてください!」



大声で言っても姫は起きようとしない。



メイドは、はぁ…とため息をつき最終手段を使うことにした。




?「麗葉姫様、今日の朝食は姫様の好きなものですよ?早く起きなくてはなくなってしまうかもしれませんよ?」