「・・・あなた」
いきなり、小宮山さんによばれた。
「はっはっはい!?」
「その力・・・実力をかくしていますの?」
小宮山さんは顔をしかめてて、なんだかご機嫌が悪そう・・・。
こ、これは、変な返事をしたらまずいパターンだ!
「そ、そんな・・・私はただ、ケガした小鳥を助けようとして・・・」
無我夢中で、手を伸ばしてたんだ。
そしたら、まるで小鳥が私の声がきこえたみたいに移動してた。
・・・これって、一体・・・?
私の答えに、小宮山さんは眉をつりあげた。
ひ、ひぃぃ!
「小鳥がケガ・・・?ふぅん」
次の瞬間、小宮山さんは私に近づいていた。
いきなりのことに、私は動けない。
なぜか、小宮山さんは怒りの形相で私をにらみつけて。
「小鳥なんかを助けるために、私と同じレベルの魔法を使うなんてっ!?
許せませんわ、たかが初級魔法使いの分在でっ!」
えええええ?
なんでこんなにおこってるの!?
口を開くヒマもなく、
ぼうっ!
炎を手にかざした小宮山さんが、私の手の平めがけて殴りかかった・・・!
「や、や、やめて!」

