……ヤバイ見なきゃよかった そこに広がるのはまさに地獄絵図 何十もの屍が地面を覆い辺りには紅い花が咲き乱れている そしてその中央には獰猛な獣が愉しそうに笑っている 爽やかな朝には似合わない鉄錆の香りがする風が頬を撫でる バキッ ゴキュッ 「あ"アアアアアー」 嫌な音がした 多分腕が折れたのだろう それでも獣はやめない