「ちょっとレディーに何て口聞いてんのよ」 ザワザワ 後ろの方にいた奴が叫ぶ 「おいコイツ血染め兎の死鬼じゃねぇーの!?」 あれ?そんなに有名なのあたし? てか、偽名で伝わっていたのね 「間違いねぇーよ 外人風の美丈夫なオカマ」 「誰がオカマよ!!」 ガチャッ 「ちょっとうるさいよお前ら~ あ、お兄さんオヒサー」 上の階から緑色の頭が出てきた 騒がしくて様子を見にきたのだろう