近距離幼なじみ




「おはよー翔太!」


「翔太くんおはよ!」


「五十嵐くんおはよう!」


朝練が終わり、教室に入ると、


友達や、女子からチラチラ聞こえる
「おはよう」。


俺は、まとめて「おはよ」と返した。



席についたら、俺は毎朝後ろを向く。


「春香!ノートを見せていただけないかい?」


「はぁ?またあんた忘れたの?」


「親友、ダロ?☆」


「誰よあんた」


2人で仲良く話している、夏帆と春香を
朝は見てしまう。



何気、あいつらの会話は、おもしろい。



あいつのアホが目立つ。



それに、1人で笑ってしまう。




変態かストーカーかキモいのかは
知らないが


俺の唯一の日課。