あたしは、もう一度中庭を見る。


バスケをしている学年の男子が5.6人。

その中に俊哉くんがいた。


山田 俊哉。同じクラス。身長182cm

成績はいつも順位一桁。バスケ部で
身体能力は、学年トップ。

短髪の黒髪で爽やか少年。

性格は、うーんと、

キラキラキビキビニコニコ?かな。



あたしは、彼のことが好き。


みんなからも好かれている俊哉くん
だけど、あたしもその一部。


「しっかし、なんで好きになったのよ。
一目惚れ?」


「一目惚れに近いよー/////」


あたしは、ふふっと笑って
俊哉くんを見た。






__さかのぼること、一週間前。



「バスケの練習見に行かない?!」


「えぇ?ばぁすぅけぇ?
あたし興味ないんだけどさぁあ」


急に、高校でできた友達に誘われて
行った、バスケ部が活動している体育館。

初めは、全然興味無かったし
山田 俊哉くんなんて、自己紹介のときは、うとうと寝てたし、名前さえ
知らなかった。



「ダンッ!ダンッ!ダンッ!」


体育館は、熱気に包まれていて

バスケットボールがいっぱいはねていた。

「きゃぁぁぁあああ‼︎‼︎‼︎‼︎」

「な、何?!急に!」


「夏帆ちゃん!何言ってんの!
俊哉くんだよ♡」


「しゅ、俊哉くん?;」


誰だ?と思って確認をコートを見てした。


汗で髪の毛が濡れてて、シュートを
決めて、にかっと笑っていた彼。


わ、かっこい____………って、、、


「ドゴォッ‼︎‼︎」

あたしは、バスケットボールを
顔面キャッチした。