大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない






私が席につくと、
少しずつみんなが話始め、1分もたたずに煩くなる。


そして、教室に入ってくるやつのせいで余計煩くなる。


「さっきはどーも。」


「どうも。
あ、さっきはごめんね。

軽く蹴ったつもりなのに痛かったみたいだね。」


「フッ。お前、名前は?」


「新垣茉梨。

あんたは?」


「西科優夜。」