大嫌いなアンタに惚れるなんて ありえない






「まぁ、とにかく帰るぞ。」


「うん。」


「お前はこっちを歩けよ。」


そういって、道路側を歩いていた私と歩く場所を入れ替わる。


コイツ。
優しいのか…うざいのか…。

謎の男だ…。


私たちは家に向かって歩く。

ほとんど無言のまま…。