「いいな、新垣。」


「ん?何が?」


「ん~………全て。」


「は?!」


「何でも出来るし、性格いいし、可愛いじゃん!」


「そ、そんなことない。

それだったら、橘くんだって、
性格いいし、カッコいいじゃん。」


「そんなことないよ。」


「そんなことあるでしょっ。」


「ないない。」


そんな他愛もない話をしながら、昼休みを終えた。