『ピンポンパンポーン』

放送のベルが鳴った。


『3年B組、村田 真尋さん

至急、生徒会室まで来てください。』




え゛っ私⁉︎
と思い、俯かせていた顔を上げると

クラスの高瀬ファンの方々からの
痛々しい視線を受け
私はダッシュで生徒会室へ走った。