正直、夏休み用事はない 木村さんに“夏休み遊ぼー!!!”って言われてるくらいで それに… 颯太のそばにいたい。 距離を置くと決めた でも、離れられない 私はもう颯太がいない世界で生きていけないのかもしれない… 「結愛?」 私が黙っているのを心配した颯太が話しかけてきた 「あっ…うん、行こうかな」