偽装アイ。





ーーーあれから1ヶ月。



あのあと、颯太や翔先輩たちが私を閉じ込めた人を探してくれた



そしてその人はすぐに見つかった



やはり立花先輩だった



立花先輩はまだ颯太のことが好きで私をすこし懲らしめたかったという理由だった



「ごめんな、俺のせいで…」



颯太はすぐに私に謝ってくれた



「ううん、颯太は悪くないよ!!
私が釣り合わないから…」



「はぁ。またそんなことを…
そんなこと気にするなって!!!俺がお前を選んだんだから」



「え…?」



颯太は私から目線をはずし



「俺…お前のこと…本気で好きになった…」



「え…!!」



「いや、別に返事してほしいとかじゃないから
…いつもどおりに接してくれたらいい
俺のそばにいてくれるだけでいいから」



そういって颯太は翔先輩のところへ向かった