偽装アイ。





「…はずないよねー」



私は校門にいつもいる先輩の出待ちの人達を見ながら呟いた



「どうした?行くぞ?」



しかもちゃっかり手握られちゃってるし…



なんなんだよ、もう。



先輩は相変わらず周りを気にしないでスタスタ歩いていくし、



私は私で好奇の目の中にある恨みのこもった目に毎回ドキドキしてるし…



早く3ヶ月経たないかな…



そんなことを思っていたら玄関についていた