偽装アイ。





こうして私の地獄の3ヶ月が始まったわけだけど…



「やっぱり、粘ればよかった…」



私は学校に行く準備をしながらつぶやいた



結局あのあと何回断っても家までついてくるし…



だから“人気者”は嫌いだ…



自分に自惚れて、人の気持ちなんか考えない…



はぁー。



「いってきまーす」



私は訳あって今は一人暮らしをしている



実家はここから結構離れている



両親は私がここで一人暮らしをすることにあまり反対はしなかった



でも、お母さんのあの辛そうな顔は



たぶん一生忘れられないかもしれない。



そんなことを考えていると、ケータイが鳴った



…なに?こんな朝早くに