「おっと、そろそろ帰らなきゃだな」 時計は8時をさしている 「ほんとだ」 颯太が立ち上がり玄関の方に向かう それについて行き 「気をつけてね?この辺暗いから…」 「大丈夫だよ 結愛もちゃんと戸締りしとくんだぞ!!」 「はいはい、分かってます」 靴を履いた颯太は振り向いて 「じゃ、またな 家ついたら電話するわ」 「うん、気をつけて」