偽装アイ。





ーー次の日。



昨日のことがあって昨日はあまり眠れなかった



私があくびをしながら教室に入ると小林くんが近づいてきた



「斉藤、ちょっといいか?」



昨日の告白の結果を教えてくれるのかと思って荷物を置いて



人気の少ないところにいった



「昨日はどうだったの?」



私はきっとうまくいったんだろうと思い、単刀直入に聞いた



聞いた途端小林くんは悲しそうな顔をした



「断られたんだ…」



「…え」



「好きな人がいるらしい…一度は諦めたけど、やっぱり好きなんだって」



小林くんは今にも泣きそうな表情でいった



…茉奈に好きな人?



しかも一度はあきらめたひと…