偽装アイ。





「げっ、ピーマンあんのかよ」



颯太が私が持っているかごの中を見た



「颯太、ピーマン嫌いなんだ」



「あぁ、それだけはどうしても食べられない」



颯太が苦い顔をしながらいった



「ふふっ、なんか意外、
颯太って子供っぽいんだね」



「うるせっ!!」



私が笑いながらいうと颯太は拗ねた



私は笑いながら野菜をまた見ていると



「あれ?結愛?」




ービクッ!!!



「結愛だよね?」



私は声のした方を震えながら見た