Dark Moon&Star 完結

あたしは重たい足を渋々動かし、準備をする。


てか、なんで制服って、スカートなんだろう。


女子だからスカートって、決め付けないで欲しい。


普通の女子から見たら、制服自体はとても可愛いモノなのかもしれない。


だけど自分が着たところで、どう見てもコスプレにしか見えない。


元々、老け顔だし。


はぁ~、ダルイ。


制服を着たまま横になっていると、部屋のドアが開く。


「雫月、お迎え」


先ほどまで、怒っていたママの機嫌が直ってる。


これ、100%行かされる。


あたしは盛大にため息を吐き、ママと一緒に自分の部屋を出た。