Dark Moon&Star 完結

「ママ、知ってんのか?」

「サク」


遥のママなら言うと思った。


てか、今の親子喧嘩もそれが発端なんですけど、、、


「ちょっと、ママーー!!」


遥の声がやけに、お店に響く。


「マジ?」


アキトは何故か、あたしに確認してくる。


本当に気付いてなかったんだ、アキト。


遥、サクの前では「ザ、女の子」って感じなのに、、、


あたしは、少しアキトに同情する。


「パパには関係ない。行くよ、雫月」


遥は、ふて腐れてお店を出て行ってしまった。