チンッと、言う音ともにドアが開く。


、、、屋上?


ドアが開くと、健吾は屋上へと歩みを進める。


手すりに寄り掛かり、街を見下ろす。


「ここ、俺らが夜狼会に入る前だから、、、3年。3年前に夜狼会のたまり場として、使われてとこなんだよ」


聞いても居ないのに、教えてくれた。


屋上を見渡すと、花が置いてある。


「、、、なんで、花?」


健吾はあたしの言葉に、チラッと視線を向ける。


「あぁ、、、。2年前、ここから星夜さんは飛び降りたんだ」


ここから、、、


あたしは花が置いてあるところに行き、下を見下ろす。


、、、意外と高いビルだったんだ。