ギュッと強く、目を閉じる。


、、、消えて。


、、、覚めて。


そう、何度も何度も、、、


心の中で、唱える。


そして、、、


あたしは、生きていくために、、、


自分の過去を消し去った。


星夜と出会ったことも、、、


響月が死んだ、真実も、、、


全て、消し去ったんだ。


そうして、2年。


あたしは、何も知らないまま、、、


、、、生きていたんだ。