『、、、雫月。最後に「好き」って言って、、、。そしたら、俺、、、』

「好き!!、、、星夜が、好き」


あたしは、星夜の言葉を最後まで聞かずに言う。


それを聞いて、ふっと星夜は笑った。


『ずっと、雫月のこと、、、愛してる』


__ドンッ!!!!__


電話の向こうから、凄い物音が聞こえる。


『キャー!!!!』

『人が飛び降りたぞ』

『救急車!!』


そして、知らない人の声が聞こえてくる。


「、、、せ、ぃ夜?」


あたしは震える声で、星夜の名前を呼ぶ。


、、、人が飛び降りた?


、、、救急車?