Dark Moon&Star 完結

玄関に入るなり、あたしはその場にしゃがみ込む。


、、、嫌い。


そんなの、簡単になれるわけない。


もし、星夜のことを嫌いになれていたら、、、


あたしは今、こんな気持ちにならなかった。


自分がこんなにも、弱い人間だったなんて、、、


あたしは、知らなかった。


そして、あたしはその場で、、、


子供のように声上げ、泣いた。


現実を受け入れれなくて、、、


だけど、全てが真実で、、、


あたしは、自分の存在を否定せずには居られなかった。


あんな言葉を、星夜にぶつけたかったわけじゃない。


でもあたしは、星夜に伝えたかった言葉とは正反対の言葉を、、、


、、、星夜にぶつけてしまった。