Dark Moon&Star 完結

本当、なんでこんな人を好きになったんだろう。


バカ、みたい。


星夜になんか、出会わなきゃよかった。


最初から、出会ってなければ、、、


あたしは、こんな思いをしなかった。


響月を失うこともなかった。


、、、全部。


全部、星夜のせい。


「もぅ、、、無理」

「、、、雫月」


あたしの腕を掴もうとする、星夜の手を振り払う。


「、、、あたしは、有紗に勝てないんだよ。星夜の中の1番は、ずっと有紗」


響月が死んだ今ですら、星夜は有紗のことを考えてる。


あたしの人生の中で、今が1番辛い。


なのに、そんな時でも、、、


あたしが好きな人は、他の人の心配をする。