Dark Moon&Star 完結

そう思い、あたしは入って来たドアに向って走り出す。


捕まったら、何されるかわかったもんじゃない。


もうこれだから、不良高校は!!


心の中でボヤキながら、足を速める。


「おい、てめぇ!!」


って、なんで追いかけてくるわけ?


あたしのことは、放って置いて下さい!!


追って来るもんだから、何処まで逃げれば良いモノかわからなくなる。


こんなことなら、サクと一緒に居るべき、、、


、、、そうだ、サクだ。


唯一、この学校で味方が居るとすれば、それはサクだけ。


って、そのサクは何処に居るのよ!!