あたしの言葉を聞き、健吾は口を閉ざす。


それって、認めてるようなものだと思うけど、、、


健吾にとって、2人はそんなに大事だと言うことなんだろう。


「あたしは健吾の言うとおり、暁夜が好きなわけじゃない」


そんな気持ちはない、はず、、、


「じゃ、なんで暁夜と付き合おうと思ったんだよ」

「、、、あたし、たぶん落ちていくんだよ」


、、、落ちていく。


消した、自分の記憶の渦の中に、、、


その時、、、


ママや遥、アキトやサク達に傍に居て欲しくない。


だってみんな、あたしにとって大事な人達だから、、、


彼らの重荷には、なりたくない。


でも、1人にもなりたくない。