Dark Moon&Star 完結

別に、凜くんを責めてるわけじゃない。


ただ、どうして来なかったのか?


それが、知りたいんだ。


もしかしたら、響月が死んだ理由がわかるかもしれないから、、、


そして、あたしが失くした記憶に関わって来るんじゃないかって、、、


サクは少し、悩んでるようだった。


「サクしか、居ないの。凜くんのことを知ってるのは、、、だから、お願い」


あたしは、サクに頭を下げる。


「、、、雫月ちゃん。でも、、、」


サクは、あたしに凜くんのことを教えたくないのか、中々口を開いてくれない。