そして今は私の家へ帰る途中。

西村君は送ってくれてる。


「意外とあっさりだったね。OKもらうの。」


「そうだなー。最初からこうしとけばよかったのかもな。」


「ねえ、西村君。」


「ん?」


「大好き!」


私がそう言うと西村君は私の頭に手を置いて


「バーカ。」


と言った。


「あれー? 西村君、照れてる?」


私が少しからかうと西村君はニヤリとして


「まあ、俺の愛しい彼女に大好きって言われたら照れるだろ。」


と言った。