「最低っ!

みんな純粋に西村君のこと好きなんだよ?

それで勇気をもって告白してるの。

それを、それを面倒とか迷惑とかの一言ですませないでよ!」


私はもう半泣きで訴える。


すると西村君ため息をついた。


「お前だって、付き合おうと思ってないって言ったって、期待してただろ。もしかしたら付き合ってくれる。とか思ってただろ?

ってそういえばお前、俺の執事とイチャついてたじゃん。

どうせお前はイケメン好きの軽い女だよ。

お前みたいな女一番嫌い。

一応、彼氏いたのに浮気なんてな。
最低だよ。お前。

ってもうこんな時間じゃん。

俺帰るわ。じゃあな。」


そう言って屋上を出ていく西村君。


私は1人、屋上で


「西村君のバカ!」


と叫んだ。