一週間だけ付き合って




「由佳ちゃん、ありがと。大好きっ!」


「は? 何が? まあいいけど。」


由佳ちゃん、私放課後伝えるね。西村君に。


そう決意して私は由佳ちゃんとお昼ご飯となった。



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放課後。


私は西村君にメールをする。



《今日、屋上へ来て下さい。》



そうメールして私は屋上へ向かう。



屋上に着いた頃に西村君から返信が来た。


《わかった。今から行く。》



それから5分後、西村君が屋上に来た。


「で? 何? 何の用なの。藤本さん。」


他人行儀で冷たく言い放つ西村君。



「に、西村君に話があって…」


「ふーん。俺は藤本さんに話なんてないけどね。」



そう言われて傷つかないほど私の神経図太くない。傷つきまくりだよ…。


でも、気持ちを伝えるの。
後悔だけは絶対したくないから。


私は3回ほど深呼吸をしてから西村君をしっかり見た。