あれから5分。 なかなか西村君が帰ってこない。 遅いなあ。西村君。 そう思っていると後ろから声をかけられた。 「ねえ、君1人?」 振り向くとそこには3人の男の人がいた。 年は、同じくらいかな? 「いいえ、私、か、彼氏と来てるんです。」 「へぇ、そうなの? でもさっきから1人じゃん?」 「いえいえ、ジュースを買いに行ってるんです。」 「えー? そこに自動販売機あるじゃん。」 そう言って男の人が指を指したのはすぐ近くにある自動販売機。