一週間だけ付き合って



ーー嫌な予感が

「暑…」


後ろから聞こえる彩の声。
そして、何かゴソゴソという気配が。

する。


「おい、彩、今なにやってる?」


「服、着替えてる。」


ちょっと待てよ!
何着替えてるんだよーっ!


そう叫びたい気分。


「着替えたら呼べよ。」


そう言って意識しないように机に伏せた俺。


すると


「わかった〜。」


というのんきな声が聞こえた。


ーーー
ーー


「着替えたよ〜」


しばらくしたら聞こえた彩の声。


振り向いてみると…


「な、なんだよ、その格好!」


彩は、キャミソールに短パンという、肌が露出されすぎの服だった。