「……。」 俺が黙っていると女は嬉しそうに 「作れないんですね。じゃあ私、家に作りに行き「結構です。」 俺が即答すると女は俺の腕に手を絡ませて耳元で 「お願いしますよ。でなければ助けてって叫びますよ?」 「は?」 なんだこいつ。俺を脅してるのか? そんなの勝手にすれば?って言いたいところだけどさすがに叫ばれたら困る。 「わかりましたよ。じゃあついてきてください。」 俺が渋々承知すると女は嬉しそうに 「はい!」 と言った。