一週間だけ付き合って




「…西村、君」


「何?」


急に俺の名前呼び始めた彩。



「西村君、暑い」



「じゃあ窓開けるな。」


俺がそう言うと彩は


「ありがと。」



と言った。


「とりあえずお前は寝とけ。な?」


「うん。」


彩はそう答えて3秒後眠りに落ちた。


って寝るのはえーな。おい。


とりあえず、昼飯でも買いに行くか。


そう思い立ち上がる。


「ん?」


立ち上がると違和感を覚える。


彩の方を見る。すると彩が俺の上着の袖を掴んでいた。


「彩?」


呼んでみるが応答なし。寝ているようだ。


「どうしようかな。」



とりあえず上着脱ぐか。


「じゃあ、行ってくるから。」


ベッドで気持ち良さそうに眠る彩の頭を撫でてから部屋を出た。