「…西村、君」
「何?」
急に俺の名前呼び始めた彩。
「西村君、暑い」
「じゃあ窓開けるな。」
俺がそう言うと彩は
「ありがと。」
と言った。
「とりあえずお前は寝とけ。な?」
「うん。」
彩はそう答えて3秒後眠りに落ちた。
って寝るのはえーな。おい。
とりあえず、昼飯でも買いに行くか。
そう思い立ち上がる。
「ん?」
立ち上がると違和感を覚える。
彩の方を見る。すると彩が俺の上着の袖を掴んでいた。
「彩?」
呼んでみるが応答なし。寝ているようだ。
「どうしようかな。」
とりあえず上着脱ぐか。
「じゃあ、行ってくるから。」
ベッドで気持ち良さそうに眠る彩の頭を撫でてから部屋を出た。

