次の日、俺は朝、彩の家に行った。
すると彩のお姉さんは俺に家のこと一通り説明し終わると出かけに行った。
とりあえず、彩の部屋に行こう。
そう思い部屋に行くと彩はまだ寝ていた。
折角だから寝顔を観察してやろう。
そうして彩の寝顔を覗き込む。
ーーでもすぐ見なければよかったと後悔した。
…やべえ。可愛すぎるだろ。
「ん…に、しむら…くん?」
とここで彩が目を覚ました。
「うわっ、っと、おはよ。
体調どうだ?」
「ん、頭、ボーッとする…」
「そうか。」
とここで沈黙。
くそっ、誰か俺を褒めて欲しい。
だって、彩、無防備でパジャマ姿で今密室に2人きりなんだぞ?
それで手を出さないってすごいことだとは思わないか?

