月曜日。


西村君と登校中。


「おはよ。」


「はよ。土曜日はありがとな。」


「ううん、元気になってよかった。」


「心配かけて悪かったな。」


朝、西村君はとても元気そうだった。


「ううん、私のせいで風邪引いたんだからお見舞い行って心配するのは当たり前よ。」


私がそう言うと西村君は私の頭を撫でた。


「まあ、ありがとう。」


「どういたしまして。」


そう話してるうちにいつの間にか学校についていた。


そして教室へついて西村君と、別れると由香ちゃんがダッシュで私のところへ来た。


「ゆ、由香ちゃん? どうしたの?」


「彩、今から体育よ! 急いで着替えるわよ。」


「へ? でも体育って2限目じゃ…」


「入れ替わったの! はやく着替えに行くわよ。」


そう言って由香ちゃんは私の手を引っ張って更衣室へ行く。


そして私たちは急いで着替えた。